FPに求められる能力
ファイナンシャル・プランナー技能士試験に合格しても、即プロとして働けるだけの能力が備わっているかといえば、けっしてそうではありません。
知識だけ持っていても、それを役立てるだけのビジネススキルがないと意味がないのです。
さらに、ファイナンシャル・プランナーだからこそ求められる「職業倫理」や「仕事に望む姿勢」もあるのです。
ここでは、ファイナンシャル・プランナーに必要とされる要素をご紹介していきたいと思います。
まずは「コンプライアンス」法令を遵守する精神です。
顧客は自分の財産を守るため、資産の有効活用のため、いろんな手段を講じたいと願っています。
しかし、ファイナンシャル・プランナーのアドバイスが、法令に違反するようなものであっては、けっしてならないのです。
その逆に、顧客の要望や考えが、コンプライアンスの精神に反するようなものである場合、誤りを指摘し、法に抵触するような依頼は断るようにしなくてはいけません。
近年、企業や金融機関の不祥事が続き、このコンプライアンスの遵守が今まで以上に注目されるようになってきました。
ファイナンシャル・プランナーを目指す人すべてが、コンプライアンスの精神を正しく理解して、高い志を持つ必要があるでしょう。
もう、一点必要とされるのは「常に勉強を続ける努力」です。
ファイナンシャル・プランナーは非常に広く、また変化の大きい領域を扱います。
そのため、新しい知識やより深い知識を学び、更新し続けるという姿勢が求められるということを、忘れてはいけません。

特に保険業界は新しい商品が次々と販売されていて、現場の営業も全てを把握しきれないほどだといいます。
しかも、ファイナンシャル・プランナーは生命保険、傷病保険、損害保険、車両保険、盗難保険などのあらゆる知識が必要になってくるのです。
さらに、法規の改正も、近年頻繁に実施されています。
定期的に関連する法規が改正になってはいないか、または改正の予定はないか、定期的にチェックするようにしなくてはいけません。